幸せな生活をしているイメージがある、人妻。心のなかで人知れず悩みを抱え、最終手段として神待ちをしてしまう女性も増えています。家出を繰り返す理由として、日常生活とかけ離れた泊め男とのひとときに癒しを感じることが挙げられます。
求めているのは現実逃避 とにかく全てを忘れたい神待ち人妻
この人と思う相手に出会い、結婚している女性。一般的には充実していて、勝ち組のイメージがあるでしょう。しかし、人妻だからこその悩みを抱え、ある日気持ちがプツンと切れて家出してしまう人が少なくありません。
人妻となった以上、行動は「〇〇さんちの奥さんの行動」という目で見られます。世間体を気にするあまり、どんなに深い理由・悩んだ上での家出でも、恥ずかしいことと考えてしまいます。
神待ちは、そんな人妻にとってまさに救済。自分以外誰とも知り合いでない人だからこそ、思い切って宿泊や悩み相談ができるんです。全てを投げ出して逃げることに癒やしを覚え、家出を繰り返す神待ち常習妻が、今増えています。
夫との不仲、姑とのトラブルが理由トップ
人妻の家出理由トップは、夫や姑とのトラブルです。人妻は、その場の勢いや1回だけのトラブルでは家出を決断できません。心に押し込めたストレスが発散できないうちに次の不満が沸き起こり、最終的に爆発してしまうことが家出に繋がります。
最近増えているのは、夫とのセックスレス・気持ちのすれ違いです。浮気やギャンブルなど、分かりやすい落ち度がなく、周囲からは幸せそうな夫婦と思われている人妻ほどストレスを抱えています。精神的な孤独感を埋めるため、異性である泊め男に頼りたくなるのでしょう。
夫からの身体的暴力、姑からのモラハラなどで精神を病みそうになり、自己防衛として家出する人妻も増えています。この場合、一度家を出ると帰宅が恐ろしく感じられ、長期間の家出になる傾向があります。
40代以上の人妻に意外と多い、子どもからの逃避
子どもが思春期に入りはじめた世代からは、「子からの逃避」で神待ちをする人妻もよく見られます。子どもからのDV、子どもと気質が合わないなどの理由から、自宅にいて毎日顔を合わせるのを辛く感じ、家出をすることになってしまうんです。
このようなケースでは、子どもも家出を繰り返していることがあります。親子で同じ繁華街をウロウロしていて鉢合わせたといった事態もありえます。
SNSや出会い系掲示板を使って家出をする人妻が増えています。今後、この数はより一層増えるでしょう。気持ちや体に受けるストレスから逃げる手段として、神待ちは妻たちの“最終手段”になっているためです。